「令和4年度 第2回 福祉の職場 合同就職説明会」レポート
「令和4年度 第2回 福祉の職場 合同就職説明会」は毎年福島県の委託を受け本会が主催し行っている、福祉の職場と福祉の仕事に就きたいと思っている求職者を繋ぐ就職説明会です。
今年度も第1回を7月に開催し、第2回を2/12にホテル福島グリーンパレス、2/18にビッグパレットふくしまにおいて開催しましたので当日のレポートをさせていただきます。
就職支援セミナー「就職活動のワンポイント」
合同就職説明会の前段として12:30~13:15まで就職活動のワンポイントについて、福島県福祉人材センター長の大和田より、お話をさせていただきました。
自分に合い、長く働くことができる職場に就職するためには、「自己理解」と「仕事理解」が大切です。
自分がどんな分野に興味があるのか、どんな働き方をしたいのかを「自己理解」した上で、「仕事理解」をしていただく一助として合同就職説明会を開催しました。
たとえば、福祉の仕事と一言で言っても子どもや障がい者、高齢者と様々な分野があり、求められる資質も違ってきます。
そのため、本説明会では求人票を見ただけでは分からない、その法人がどんな人材を求めているのかを、法人の採用担当者に直接聞く場としていただきたい。
希望する分野や働き方が決められないという方がいれば、何ヵ所かブースを回ることで、働き方に対する体制や休みの体制など、具体的な話が聞けるはずです。
この合同就職説明会でたくさんのおみやげを持って帰るには、積極的にブースを回ってほしいということをお伝えしました。
合同就職説明会
13:30~16:00は、求職者の皆様がブースを回り、法人の採用担当者の皆さんと直接話をされていました。
合同就職説明会は「就職面接」ではなく法人や施設の考え方や働き方を理解するための「面談」の場です。求職者は率直に、疑問に思った点や気になる点などを質問していました。
総合的な就職相談にも対応
福島会場は45名、郡山会場は49名の方にご参加いただきました。
今回ご参加いただけなかった方も、福島県福祉人材センターでは常時、お電話や県内各ハローワーク等での相談会で相談を受けております。
被災地における福祉・介護人材に対する奨学金貸付では、進学のために住民票を移さずに県外のアパートや寮に住んでいた方が、相双地域等の介護保険施設等に就職された場合にも貸付の対象にしていますので、該当する方はぜひ1度ご相談ください。